大阪観光、見所ガイド

大阪のやさしい運転手さんの事

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大阪のタクシーについての印象はどうですか?
もちろんタクシーに県民性など無くて、親切な運転手さんがいたかと思えば、逆に客を客とも思わないような運転手もいるんでしょうけども。
私が大阪でタクシーに乗った時の運転手さんは、親身になって対応してくれた優しい運転手さんでした。

お盆まであと2日という時でした。
飛行機で札幌から福岡に帰る予定だったのですが、直行便が取れませんでした。
それで以前一度だけ行った事のある大阪まで飛行機で、その先は新幹線で帰ろうと飛行機に乗りました。
夜、大阪空港に着き、明日の朝 新大阪駅から新幹線に乗る予定にして、今晩一泊する宿を探そうと考えました。
空港であちこちホテルに電話しても全く宿が取れないため、とりあえず新大阪駅まで行こうと空港から出て、タクシーを拾おうとしましたがどの車も止まってくれません。

そのうち1台だけ止まってくれました。
「この時間で全く宿が取れません、新大阪駅近くでどこか知りませんか」と尋ねると、「ちょっと待ってください」と車から出て公衆電話に入りました。
戻って来て「私は新大阪駅のすぐ近くのホテルで以前運転手していました。
今から行きますが、フロントに行ったら私の名前を言えばわかるようになっています。
普通に行ったら満室と言われますから必ず私の名前を言って」と言って、そのホテルの前で降ろしてくれました。
運転手さんにお礼を言ってホテルのフロントに行き、運転手さんの名前を言うと「伺ってます」とチェックインの手続きをしてくれました。
本来、満室のところを手配してくれたようで、一人の私にツインの部屋をシングル料金で泊めてくれました。

うそのような本当の話です。
それまで大阪という街は、どちらかというと ちょっと苦手な街かなと思っていました。
しかし、この運転手さんと出会えて以来、大阪人が好きになりました。

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阪神タイガースへの愛情は世界一?

野球好きの私は大阪と聞くと、まず阪神タイガースを思い浮かべます。
福岡で生まれ育ったんで、生粋のホークスファンだと言いたいところです。
しかし、子供の頃は野球のシーズンになるとテレビをつけると巨人戦が放送されていました。
父が大の巨人ファンであることも影響して、当然のように巨人ファンに育ちました。
今はホークスが常勝軍団なので、どちらかと言えばホークスファンです。
やっぱり地元球団への思い入れは別格です。

地元球団への思い入れと言えば、やはり関西人の阪神タイガースへの熱狂的な応援です。
ついつい関西人は全員、阪神ファンなのではないか、と思ってしまうほどです。
交流戦でホークスを応援しにヤフードームに入ったときのことです。
「そうか! 今日は阪神戦だったんだ。」と思い知らされました。
いつもはホークスファンで超満員の球場を、半分ほど占めることができるのは阪神ファンくらいのものでしょう。
あの迫力には毎回、圧倒されます。

阪神ファンは他球団からトレードされた選手でも、次の日には、まるで新しい家族が誕生したかのような歓迎ぶりです。
いつだったか、現役を阪神で終えた解説者の言葉を思い出します。
「時には厳しいヤジも飛ぶが、阪神ファンは誰もが監督だから、仕方がないと思えてしまいます。」と言っていました。
まさにファンが支えるチームなのですね。
他球団のファンよりも間違いなく、野球を知っていると感じる瞬間もあります。
チームがバランスを崩して連敗を続けている時の甲子園の光景を見る時です。
「しっかり立て直して勝つまで、球場で応援しない!」という、強い意志を感じます。
かなりの「野球ツウ」を自負する私でも頭が下がります。

しかし、大阪にはオリックス・バファローズもあります。
阪神に向ける愛情の三分の一でも、オリックスに分けてあげて欲しいものです。

 

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大阪の言葉について

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大阪の言葉は他の方言と違い独特です。
人によってはきつい言葉と思われるかもしれません。
しかし考え方を変えれば、はっきりと自分の言いたいことを言っているからすっきり聞こえます。
テレビでは大阪弁が溢れています。
元々大阪で出来た言葉が、メディアを通して全国に広まっています。
ではなぜこんなにもひかれるのでしょう。

それは大阪の言葉には暖かい韻を踏んでいる特徴があるからです。
「アホ」という言葉は他の県の人が言ったら馬鹿にされたと感じるかもしれません。
しかし大阪人に笑いながら、「ほんまアホやなぁ」と言われると、優しく受け入れられたような気持ちになります。

また大阪の言葉は距離が近いです。
誰とでも親しみを持って、ものを言う感じがあります。
会話には常にサービス精神があふれています。
大阪人は少々シリアスな話でも、オチのない会話を嫌うという傾向があります。
実際はそんなに親しい仲でもないのに、声をかけられたら一言二言付け加えて返すのが暗黙のルールのようです。

また対応が細かいです。
相手に合わせて、実に微妙な使い分けをします。
語尾にフォローするかのように「~な」と付け加えたりします。
例えば「堪忍な」という言葉です。
言われた方は親近感を覚え、つい心を許してしまいます。

このように大阪の言葉は世間で言われているような語気が強い言葉ばかりだけではありません。
その言葉の裏に、優しさや温もりを感じさせてくれます。
実際に大阪の人と話してみると、それが分かります。
あなたと対話したいというメッセージが伝わってくるのです。

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